心の症状を診てくれる精神科

心の不調を感じたら精神科に相談しましょう

仕事や日々の生活の中で、心の不調を感じることがありませんか。人間関係の悩みから気持ちが落ち込んでいる、不安になったりイライラすることが多い、気分の上がり下がりがありコントロールできない、やる気が起きない、など「何かおかしい」と心の不調に悩みながらも、どこに相談したら良いかわからず放置していることも多いでしょう。このような心の症状を診てくれる医療機関が精神科です。気分的にすぐれなくなるこれらの症状の他に、幻覚や幻聴、眠れない、眠りすぎるなどの睡眠症状、忘れっぽくなったなどの認知症状も心の症状に当てはまり、精神科の診療対象になっています。症状だけでなく仕事や生活環境などの状況を踏まえて専門的な治療をしてくれるので安心です。

心の不調は心療内科では診てもらえないの?

心の問題を診てくれるイメージのある病院といえば精神科の他に心療内科もありますが、その違いを知っていますか。胃痛や腹痛、吐き気や頭痛など身体の不調を感じて内科に行ったが異常なしと言われた、というケースを耳にすることがありますが、このような場合はストレスなど心の要因が考えられます。精神科では心に現れた症状を診てくれるのに対し、このように心を原因として身体に現れた症状を診てくれるのが心療内科です。身体の不調に関わる心理的な要因が思い当たる場合や、家を出るときや電車の中など特定の状況で症状が現れる場合は、心療内科の対象になります。似ているようで専門性の異なる精神科と心療内科の特徴を知っていれば、症状によって適切な方を受診できますね。